【術後1ヶ月】抜釘手術後の経過と職場復帰レポ

第一腰椎骨折のボルトを抜く手術(抜釘術)から、あっという間に1ヶ月が経ちました。日に日に回復を実感しながら、少しずつ手術前の生活を取り戻しています。今回は、この1ヶ月間のリアルな経過をご報告します。

術後1ヶ月、体のリアルな変化

日常生活と傷の痛み

先週から仕事にも復帰し、ようやく普段通りの生活リズムに戻りました。一日起きていることさえ辛かった時期を思えば、体力も「手術前のレベルまであと一歩」というところまで回復してきた感覚です。

手術の傷跡も腫れがだいぶ治まってきました。ただ、普段はコルセットをしているので気になりませんが、ふと椅子の背にもたれたりすると、まだ少しジンとした痛みが走ります。

1年半ぶりのストレッチで体の硬さを痛感…

1年半近く、腰をかばって動かさないように生活していたため、体は全身カチコチの状態。試しに前屈をしてみても、足先には全く届きません。指先から床までの距離は、なんと約50cm…。体が硬すぎて、足を伸ばして座ることや、あぐらをかくことさえ一苦労です。

「さすがにこのままではマズい!」と、医師の許可を得て、少しずつストレッチを開始しました。まずは、床に指がつくくらいまで柔軟性を取り戻したいところです。

消えない不安と腰の違和感

ストレッチを始めると、どうしても腰の右側にひどい張りが残ることに気づきました。もう少し伸ばせば良くなる気もしますが、無理に痛めては元も子もないので、今は慎重に様子を見ています。

大きな怪我だったので、完全に元通りにはならないと頭では理解しています。焦っても仕方ないのですが、こうした小さな違和感に気づくたびに、なかなか不安は消えないものですね。

いよいよ職場復帰!そのリアルな道のり

手術と療養のため約3週間お休みをいただいていましたが、いよいよ職場に復帰しました。まだまだスローペースですが、生活に変化が生まれたのは良い刺激になっています。

ドキドキの初出勤日、腰に響く重い痛み

しばらくはリモートで仕事をしていましたが、この日から本格的にオフィスへ。初日は荷物を持っての移動に不安があったため、車で通勤しました。しかし、駐車場から職場までのわずかな距離を歩くだけで、腰に「ドーン」と重く響くような痛みが…。嫌な予感は的中し、初日から洗礼を受けました。

幸いなことに、たまたまその日だけが調子悪かったのか、2日目以降は特に問題なく通勤できています。

少しずつ「歩く習慣」を取り戻す

体力を少しでも戻すため、週の半ばからは電車通勤に切り替えました。まだ歩くペースはゆっくりなので時間はかかりますが、気分転換も兼ねられて一石二鳥です。

事務職ならではの工夫「スタンディングワーク」

仕事は事務職なので、ほとんどの時間を座って過ごします。腰への負担を減らすため、こまめに姿勢を変えるようにはしていますが、一日中座りっぱなしはやはり厳しいのが現実。

そこで、会社にお願いして、デスクの上にPCを置くための台を用意してもらいました。これで、仕事中も自分のタイミングで立ったり座ったりを繰り返せます。フロアで一人だけ立って仕事をしているので、知らない人から見たら「あの人、何してるんだろう?」と思われているかもしれません(笑)。

今後の課題:無理しない体力づくりを考える

仕事に復帰して1週間。平日はなんとか乗り切ったものの、週末は疲れからかダウンしてしまいました。体感では、体力は怪我をする前の50%にも満たないかもしれません。

術後3ヶ月の経過観察までは、激しい運動は禁止。自分の体調をみながらウォーキングをする程度です。しかし、動かないと体力はつかず、動くと疲れが溜まる…というジレンマ。1年半以上も体を動かせなかったブランクは、想像以上に大きいようです。

仕事と両立しながらの、これからの体力づくり。皆さんは、何か良い方法をご存知でしょうか?
焦らず、自分の体としっかり相談しながら、一歩ずつ進んでいきたいと思います。

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