【術後2年】体に起きた異変。なぜか汗をかかない部分が…その原因は?

僕はもともと、どちらかといえば汗かきなタイプ。特に夏場のタップダンスのレッスン後は、まるで水を浴びたかのように汗だくになることもしょっちゅうでした。Tシャツは水を絞れるほどびっしょりで、色も変わり、ずっしりと重みを増している…なんていうのが日常茶飯事だったのです。

体を動かすようになって気づいた、小さな「違和感」

怪我から復活し、夏前から少しずつレッスンや自主練を再開。だんだんと以前のように汗をかけるようになってきました。
大きな怪我に加え、コロナ禍で外出も運動量も激減していたので、「汗腺が退化しちゃったのかな?」くらいに思っていたのですが…。

ある日、ふと気づいたんです。 「あれ…? 背中だけ、なんだかサラサラしてる…?」
あんなに汗を流していたはずの背中が、ほとんど汗をかいていないのです。なぜだろう?

その日から数日間、自分の体の様子を気にしていると、さらなる発見が。 なんと、「左足の裏側」も汗をかいていないのです。

「背中」と「左足」。
場所が全然違う…。骨折した時に神経を圧迫していた影響が、今になって後遺症として…? 腰の左側にはまだ違和感が残っているし…なんて、良くない考えが頭をよぎります。

でも、それにしては部位に関連性がなさすぎる。うーん、一体どうして…?

謎を解くカギは、古い「メモ」にありました

そして、もう一つの可能性に思い至ります。
「もしかして、手術の影響…?」

そんな時、ふと見つけた古いメモに、答えが書かれていました。手術前に医師から説明を受けた際の、自分の走り書きです。

『切開すると血流が変化(?)し、その部分の体温が下がることがある』

これだ!!

僕が手術でメスを入れたのは、**「背中」「左脇腹」「左足の付け根」**の3箇所。汗をかかなくなった部分と、見事にリンクします。右半身は手術で全く触っていないので、今まで通り汗をかく。長年の謎が、一気に解けた瞬間でした。

原因がわかるとスッキリ。

手術から2年以上が経って、今さら気づいた体の変化。 原因がわかるまでは、「無理がたたったのかな」「どこか悪いのかな」なんて、あり得ないと頭では分かっていても、心の奥底に眠っていたネガティブな自分がひょっこり顔を出して、少しだけ不安になりました。

でも、理由がはっきりしたことで、心にかかっていた靄(もや)がすーっと晴れていくようでした。「なんだ、そういうことか!」と、心底ホッとしました。

きっとこれからも、自分の体と向き合いながら、ふとした違和感に一喜一憂することもあるのでしょう。でも、それも自分の一部。うまく付き合っていこうと思います。

さて、季節はすっかりスポーツの秋ですね。 久しぶりにタップボードを持ち出して、気持ちのいい秋空の下、ストリート・タップでも楽しもうかな!

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