【ご報告】第一腰椎骨折から1年。ついに、背中のボルトを抜く手術をしました。

1年前、旅行先のホテルの階段から転落し、第一腰椎(L1)を骨折。2度にわたる固定手術と約3ヶ月入院を経て、リハビリを続けてきました。

そして先日、手術箇所の骨がしっかりとくっついたこと(骨癒合)が確認され、ついに体内の金属を抜き取る「抜釘(ばってい)手術」の日程が決まりました。


手術は、2020年9月18日。
カレンダーをふと見返すと、ちょうど1年前に急性期病院を退院し、リハビリ病院へ移ったのが9月17日でした。この偶然の一致に、なんだか運命めいたものを感じて、少しだけ嬉しい気持ちになりました。

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コロナ禍での短期入院。不安と、心強い再会と。

前回の入院は3ヶ月という長丁場でしたが、今回は1週間の短期入院です。
ただし、世の中は新型コロナウイルスの感染予防対策で一変。面会は一切禁止でした。怪我や病気でただでさえ心細い中、気を許せる家族や友人と会えないのは、想像以上にストレスフルなもの。本当に大変な時代になったと痛感します。

手術の2日前から入院し、体調を整えます。病棟へ行くと、なんと1年前にもお世話になった看護師さん担当に。見知った顔を見た途端、不安な気持ちがすっと和らぎました。やっぱり、知っている人がいてくれるだけで、こんなにもホッとするんですね。

いざ手術へ。1年前とは違う、手術後の感覚

手術はもちろん全身麻酔です。前日に丁寧な説明を受け、いよいよ手術室へ。「では、眠くなりますよー」の声とともに意識が遠のき、次に目覚めたときには、もう病室のベッドの上でした。

1年前の手術後は、息が詰まるほどの激痛と、背中の筋肉が意識とは無関係に収縮する感覚に苦しめられました。正直、あまりの辛さに「どれくらい痛かったか」という記憶が曖昧なくらいです。

それに比べると、今回の痛みは想像の半分以下。鎮痛剤なしでも頑張れそうなくらいで、「あ、これなら乗り切れる」と、まず安堵しました。
とはいえ、全身麻酔の影響はあり、息苦しさや強い眠気に襲われるなど、手術当日はひたすらベッドの上で耐える一日となりました。

手術翌日からは、座ったり、トイレまで歩いたりといった動作もOKに。もちろん傷は痛むので、動くたびに「よっ!」と気合をが必要でしたが、順調に回復し、連休明けの9月23日に予定通り退院することができました。

退院、そして「戦友」との対面

退院時、手術で取り出した金属もらってきました。
いざ実物を見てみると、予想以上に太くてゴツい!「こんな大きなボルトが自分の体に入っていたのか…」と、思わずビビってしまいました(笑)

手術前後の写真(左:手術後、右:手術前)も忘れずにしっかりプリントしていただきました。手術ごの写真では、当たり前ですが、あれだけハッキリと写っていたボルトが綺麗になくなっています。

完全復活まで、あと一歩!

医師からは、「退院後120日間は我慢!」「ボルトが入っていた穴が完全に塞がるまでは、激しい運動は禁止」と、釘を刺されています。焦る気持ちはありますが、ここで無理をして、空いた穴の部分がまた骨折…なんてことになったら元も子もありません。

大好きなダンスの復帰は、年明けになりそうです。
完全復活まで、あと一歩。もうしばらく、自分の体と相談しながら、じっくり我慢の日々を過ごしたいと思います。

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