「リズムが悪い!!」の意味と改善のポイント

タップダンサーだけでなく、他ジャンルのダンサーやミュージシャンに必要とされるある種のキーワード『リズム感』
リズム感って一体全体なに??どうすればリズム感がよくなる?自分なりの考えまとめてみました。

目次

「リズムが悪い!」「リズム音痴」ってなにが違う?

「リズムがダメだ!」
こんなダメ出しされたことありませんか??
あまりに雑で、伝わりにくさMaxの表現なので実際に使うのはどうかと思いますが、、、

ここで言う「リズムが悪い!!」の表現には、実は、2パターンの意味で使われるケースがあると思います。

パターン① テンポがあっていない

まず考えられるパターンは、テンポ(=速さ)があっていないというケースです。
早すぎたり、遅すぎたり、その両方が考えられますが、【 時間的な問題 】から音楽にあっていないという場合です。

リズム=テンポというのが一般的な認識だとすると、このパターンで使われた場合は納得しやすいと思います。

パターン② グルーヴしていない

テンポ以外の問題で考えられるのが、「グルーヴ」という【 感覚的な問題 】です。

グルーヴ(groove)はもともとは、音楽用語ではなく、「溝」という意味の英語です。
しかし、「溝にピタッとはまる」状態から派生して、「気持ちいい!」「楽しい!」「嬉しい!」状態を表す言葉になったようです。
「ノリがいい」と同じ感覚の言葉だと思っていいと思います。

言葉の意味は理解したとして、じゃあどうすればいいのか。。。

リズムが合わない原因

どうすれば「リズムがよくなるのか」を考える前に、「リズムが悪い」原因が何かを考えてみます。

「リズム音痴」によくある共通点

「音符を追いかけすぎる」というのが「リズム音痴」に共通しがちなポイントだと思われます

一つひとつの音に気を取られすぎてしまい、音同士のつながりが見えなくなってしまうため、結果としてグルーヴしなくなってしまうのです。
「点」ではなく、円を描くような、波を描くような感覚を持つことでノリは格段によくなるのではないかと思います。
(正直、身につけるためには根気よく続けるしかないです。自分もまだまだ時間が掛かりそうです)

リズム感向上のために必要なこと

リズム感を鍛えるトレーニングには、
 ① メトロノームなどクリックに合わせる練習
 ② いろんな音楽を聴く。→ 自分にとって気持ちのいい「ノリ(=グルーヴ)」がなにか知る
この2つの合わせ技が必要になってくると思います。

なんとなく繰り返すのではなく、速さと音のつながりを意識することで、
練習の質を上げて、ステップUPを狙いましょう!!

なお、ダンスにおいては、さらに重心(体重移動)やカラダの使い方もリズム感に影響すると思います。
重心については、また別の機会に書きたいと思います。

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