こんにちは。
先日、2回目の手術について医師から詳しい説明を受けました。前回の内容もあったので驚きはありませんでしたが、気持ちの整理のため、ここに記録しておこうと思います。
同じような経験をされる方の参考になれば嬉しいです。
手術名を聞くだけで不安に…
2回目の手術名はかなり長くて複雑です。
『Th12〜L2 前方固定術(L1椎体亜全摘)、自家骨・人工骨移植術』
文字面だけでも圧倒されますよね…。漢字が多くて、いかにも大掛かりな手術という印象。不安にならない方が難しいと思います。
手術の目的:前方の支えをつくるため
1回目の手術では、後方から脊椎を固定しました。
でも、第一腰椎の破裂骨折の程度が重く、後方だけでは不安定とのこと。
今回の手術では、前方からもしっかりと支えることで、より確実な安定を目指します。
手術の流れ:肺も止める!? 特殊な方法
手術は全身麻酔下で行われ、横向き(側臥位)の体勢になります。
麻酔の方法も特殊で、片側の肺を縮める「分離肺換気」が使われるそうです。聞くだけで緊張します…。
アプローチ方法と固定内容
手術の手順は以下の通りです:
- 左胸部を切開
- 一番下の肋骨を切除して手術箇所へアプローチ
- 骨折部を摘出
- 金属製のケージを挿入して“ジャッキアップ”
- Th12〜L2(3つの椎体)を固定
- ケージ内・周囲に切除した肋骨や骨盤の骨を移植し、骨癒合を目指す
簡単に言えば、「3つの椎体を1つの骨にしてしまう」というイメージです。
前方アプローチは痛みも倍?
麻酔科医の話では、前方からのアプローチの方が痛みが強いとのこと。
なんと、「前回の2倍痛い」らしいです(気休めに、ちょっと盛ってると思いたい…)。
もちろん、その分強めの痛み止めが処方されるとのこと。術後の痛みにどう耐えるかも、心の準備が必要です。
手術後には歩ける!?リハビリ生活へ
手術が無事終われば、ひと山越えた感が得られそうです。
術後すぐにギプスを巻いて、翌日からは歩行訓練がスタートする予定。
そこから約8週間のリハビリ生活が始まります。
最後に:目標は「歩きまわれるようになる!」
今回の目標はシンプルに、「歩いて生活できるようになる」こと。
まずはこの山を乗り越え、前に進みたいと思います。
術後の経過についても、落ち着いた頃にまたご報告しますね。
同じような不安を抱えている方の参考になれば幸いです。