手術から1週間!前方手術のリアルな痛みと「まさかの事態」

こんにちは!
今回は、手術からちょうど1週間が経った私の体調と、前方手術のリアルな痛みについてお話ししたいと思います。

「1回目より痛い」と言われていた前方手術。どんな痛みだったのか、そして術後に起こった予想外の出来事まで、包み隠さずお伝えしますね。手術を控えている方や、術後の痛みに不安を感じている方の参考になれば嬉しいです。

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手術当日:心の準備はOK!でもハプニングも…

手術当日は、朝から絶食・絶飲。お腹が空くのはもちろん、喉の渇きも結構つらかったです。
私の手術は13時からの予定。午前中にはギプスを外して手術着に着替え、点滴も済ませて準備万端!あとは呼ばれるのをベッドの上で待つだけでした。

でも、人生ってなかなか予定通りにはいかないものですよね(笑)。実際に手術室に入れたのは、予定より30分遅れの13時半頃でした。

手術室に入る前には、受付で本人確認と手術内容、アレルギーの有無などを再度確認します。これは、医療ミスを防ぐための大切なプロセス。その後、いよいよ手術室へ。心電図や血圧計がテキパキと装着され、麻酔がかけられます。
前回の手術とは違い、今回は不思議と落ち着いた気持ちでスーッと意識が遠のいていきました。

術後すぐ〜翌日:痛みのピークは意外な場所!?

気づいたら、また病室のベッドの上でした。
前回よりも意識はハッキリしていて、痛みも思ったより強くないかも…?もしかしたら、前回よりも強力な痛み止めがしっかり効いていたのかもしれません。

正直なところ、痛みのピークで言えば前回の半分くらいだったように感じます。でも、傷自体の痛みよりも、手術箇所の周りが、筋肉の収縮による痛みが本当にキツかったんです。

手術後は、翌朝7時頃の回診が終わるまで、仰向けのまま絶対に動いてはいけません。じっと痛みに耐えながら、時間が過ぎるのをひたすら待ちます。やはり今回も痛みで眠れず、長い夜でした…。

朝方になると強い痛み止めが終わり、徐々に効果が切れてきたのを感じました。
すると…「左足が痛い!!」。
特に腰骨のあたりが激痛で、少しでも力を入れると本当に動かせないくらいなんです。

回診で横向き寝の許可が出たものの、痛くてほとんど動かせませんでした。前方手術の場合、ギプスは術後2日経ってから巻くとのこと。手術翌日はひたすらベッドの上で過ごすことになり、ずっと寝ていたせいか夕方頃から少し息苦しさも感じましたが、「手術の影響だろう」と我慢していました。

術後2日目:まさかの低血圧でヒヤリ!

午前中には、手術箇所の管が外れました。管が取れると、ほんの少しですが痛みが和らいだような気がします。その後は前回同様、ティルトベッドを使って血圧が下がらないかテスト。今回はなんとかクリアできました!

立った姿勢のままギプスを巻いていくのですが、巻き終わりの段階で異変が…。だんだん立っているのがしんどくなり、視界がぼーっとし始めて冷や汗と耳鳴りが…。血圧も60近くまで下がってしまいました。

「起立性低血圧症」というやつですね。1ヶ月以上もベッドで寝ていたので、どうしても血圧が下がりやすくなっていたようです。なんとかギプスを巻き終えると同時に座らせてもらい、ベッドで横になりました。ギリギリでしたが、無事にギプスが巻けたことで、座ったり立ったりすることが許可されました。

しかし、この日はまだ立ち上がるだけで精一杯。体を起こしていると息苦しく、胸に痛みを感じました。起きては横になり…を繰り返すも、ほとんど立ち上がれませんでした。

術後3日目:緊急呼び出し!?肺の異変

午前中にレントゲン撮影がありました。2回目の手術で肺の操作をしていたため、その確認とのこと。レントゲン撮影後、30分ほどしたらまさかのCT撮影への緊急呼び出しが!「緊急」って聞くとドキッとしますよね。

呼吸器外科の診断の結果、なんと「気胸」とのことでした…。
気胸とは、なんらかの原因で肺に穴が開き、肺の外側の胸腔内に空気が漏れて肺がしぼんでしまう状態のこと。手術中では確認できないほど小さな穴が空いてしまっていたようです。

幸い、程度が軽かったため手術などの処置は必要なく、抗生剤の点滴と吸入だけで済むことになりました。経過観察で済んで、本当に良かったです。

この日、歩行器を使って病棟内を1周(約100m)歩くこともできました。
痛みは、まだ傷よりも採骨した左の腰骨あたりが一番強く、足を持ち上げたり横に動かそうとすると激痛が走ります。左向きで起き上がるのは大丈夫なのですが、右向きで起きる時は痛みに耐えながら、ものすごくゆっくり慎重に動く必要がありました。

術後4〜7日目:少しずつ前進!リハビリに向けて

痛みは少しずつ小さくなっています。安静にしていれば我慢できるくらいにはなりました。ただ、朝起きた直後はやはり痛みが一番強く、少し気合が必要です。

まだ左足は痛みが強いため、大きく動かすことはできません。腰骨の痛みは少しずつ改善していますが、その分、傷の痛みにも意識が向くようになって、正直プラマイゼロな感じです(苦笑)。

とりあえずの目標は、歩行器なしで歩けるようになること!来週には、現在の病院からリハビリ専門の病院へ転院することも決まりました。ギプスはあと7週間つけっぱなしなので、普通の生活に戻れるまでには約2ヶ月かかります。

今後は、リハビリを通して普通の生活を送るために必要な体力をつけたり、制限がある中での動作確認などをしていきます。少しずつですが、一日でも早く元の生活に戻れるように頑張ります!

同じような経験をされている方、これから手術を控えている方、少しでも不安が和らいだり、共感していただけたら嬉しいです。一緒に頑張りましょうね!

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